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煙草擬人化・オリジナルのイラストブログ。
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ペンタブ壊れて絵が書けないので文章強化週間
というわけで追記から眠たい向井による文章です















白と黒はお互いを待っている




ゆっくりと変わる感覚。
目を開ければ、私がしらない風景。
彼が私をここに連れてきたのだけど、その理由は分かってる。
青い空、青い海。
きれいだと、彼の感性で、私の心がいう。
風が強い。日の光がまぶしい。汐の香り。
全てが彼の感覚で私に語りかける。
私は海に背を向けて、彼が来た道を戻る。
崖が遠ざかる。
私は彼を守るため、彼のお願いを聞かないでいる。



夜。赤い目。白い髪。
光。消えて。黒い影。
昼。青い目。黒い髪。
闇。見つめ。白い影。



「不憫だねぇ、不健全だねぇ」
目の前の男が不快な匂いをさせる煙を吐く。
その目はきっと私を見ていない。
ちがう、何も見ていない。
男は、なにも見る気がない。
「興が殺がれるねぇ、君は白いねぇ」
がくりと首を後ろに傾ける男。
彼はこの男がこわいから、私はこの男が嫌い。
「あぁつまらない、あぁくだらない、あぁけがらわしい」
しっしっと男が手を振る。
出て行けという意思表示。
「白は嫌いだね」
「わたしもあなたはきらい」
部屋を出て、空を見る。
きっと彼はまだ出てこないから、私は暇つぶしを探す。



白い髪の少女が一人、学校の屋上にたたずむ。
彼女が学校の生徒である事実はない。
部外者である。
彼女がなぜ学校の屋上にいるのか、少女をみた生徒には分からない。
ゆらりと長い髪の毛が揺れて、瞬きの間に少女は消えた。



ゆっくりと変わる感覚。
目を開ければ、見慣れた風景。
彼女が俺をここに連れ戻した、その理由は分かってる。
白い壁、白い電灯。
汚いな、と俺は俺の感性と心で思う。
風もない。薄暗い灯り。夕食の香り。
全てが俺の感覚で俺に押し迫る。
俺は灯りに目を細めて、ゆっくりと体を起こす。
全てがどうでもよくなる。
俺は彼女に守られるせいで、まだこの部屋にいるはめになる。



けれど常に一緒にいる












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな文章をためし書きしてみたかった。無理だった

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