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2010
06/23
(Wed)
(Wed)
のっそりと
ペンタブ壊れて絵が書けないので文章強化週間
というわけで追記から眠たい向井による文章です
始
白と黒はお互いを待っている
1
ゆっくりと変わる感覚。
目を開ければ、私がしらない風景。
彼が私をここに連れてきたのだけど、その理由は分かってる。
青い空、青い海。
きれいだと、彼の感性で、私の心がいう。
風が強い。日の光がまぶしい。汐の香り。
全てが彼の感覚で私に語りかける。
私は海に背を向けて、彼が来た道を戻る。
崖が遠ざかる。
私は彼を守るため、彼のお願いを聞かないでいる。
2
夜。赤い目。白い髪。
光。消えて。黒い影。
昼。青い目。黒い髪。
闇。見つめ。白い影。
3
「不憫だねぇ、不健全だねぇ」
目の前の男が不快な匂いをさせる煙を吐く。
その目はきっと私を見ていない。
ちがう、何も見ていない。
男は、なにも見る気がない。
「興が殺がれるねぇ、君は白いねぇ」
がくりと首を後ろに傾ける男。
彼はこの男がこわいから、私はこの男が嫌い。
「あぁつまらない、あぁくだらない、あぁけがらわしい」
しっしっと男が手を振る。
出て行けという意思表示。
「白は嫌いだね」
「わたしもあなたはきらい」
部屋を出て、空を見る。
きっと彼はまだ出てこないから、私は暇つぶしを探す。
4
白い髪の少女が一人、学校の屋上にたたずむ。
彼女が学校の生徒である事実はない。
部外者である。
彼女がなぜ学校の屋上にいるのか、少女をみた生徒には分からない。
ゆらりと長い髪の毛が揺れて、瞬きの間に少女は消えた。
5
ゆっくりと変わる感覚。
目を開ければ、見慣れた風景。
彼女が俺をここに連れ戻した、その理由は分かってる。
白い壁、白い電灯。
汚いな、と俺は俺の感性と心で思う。
風もない。薄暗い灯り。夕食の香り。
全てが俺の感覚で俺に押し迫る。
俺は灯りに目を細めて、ゆっくりと体を起こす。
全てがどうでもよくなる。
俺は彼女に守られるせいで、まだこの部屋にいるはめになる。
終
けれど常に一緒にいる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな文章をためし書きしてみたかった。無理だった
というわけで追記から眠たい向井による文章です
始
白と黒はお互いを待っている
1
ゆっくりと変わる感覚。
目を開ければ、私がしらない風景。
彼が私をここに連れてきたのだけど、その理由は分かってる。
青い空、青い海。
きれいだと、彼の感性で、私の心がいう。
風が強い。日の光がまぶしい。汐の香り。
全てが彼の感覚で私に語りかける。
私は海に背を向けて、彼が来た道を戻る。
崖が遠ざかる。
私は彼を守るため、彼のお願いを聞かないでいる。
2
夜。赤い目。白い髪。
光。消えて。黒い影。
昼。青い目。黒い髪。
闇。見つめ。白い影。
3
「不憫だねぇ、不健全だねぇ」
目の前の男が不快な匂いをさせる煙を吐く。
その目はきっと私を見ていない。
ちがう、何も見ていない。
男は、なにも見る気がない。
「興が殺がれるねぇ、君は白いねぇ」
がくりと首を後ろに傾ける男。
彼はこの男がこわいから、私はこの男が嫌い。
「あぁつまらない、あぁくだらない、あぁけがらわしい」
しっしっと男が手を振る。
出て行けという意思表示。
「白は嫌いだね」
「わたしもあなたはきらい」
部屋を出て、空を見る。
きっと彼はまだ出てこないから、私は暇つぶしを探す。
4
白い髪の少女が一人、学校の屋上にたたずむ。
彼女が学校の生徒である事実はない。
部外者である。
彼女がなぜ学校の屋上にいるのか、少女をみた生徒には分からない。
ゆらりと長い髪の毛が揺れて、瞬きの間に少女は消えた。
5
ゆっくりと変わる感覚。
目を開ければ、見慣れた風景。
彼女が俺をここに連れ戻した、その理由は分かってる。
白い壁、白い電灯。
汚いな、と俺は俺の感性と心で思う。
風もない。薄暗い灯り。夕食の香り。
全てが俺の感覚で俺に押し迫る。
俺は灯りに目を細めて、ゆっくりと体を起こす。
全てがどうでもよくなる。
俺は彼女に守られるせいで、まだこの部屋にいるはめになる。
終
けれど常に一緒にいる
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いろんな文章をためし書きしてみたかった。無理だった
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