非日常ブログ

n次元について

ｎ次元とは？
・忘れられたモノたちがたどり着く場所。
　全ての世界と繋がっている。が、そこのモノたちは条件を満たす、あるいは一部の例外のものではないと
　その世界の外に出ることは出来ない。
送られてきたモノたちは、大体が本来の姿とは違う姿になっている。
　生き物もそうでないモノも。
　だが、強い力を持つモノや強い思いを持つモノなどは、そのままの姿で送られてくることもある。
　たどり着くモノの形状は、記憶。実体があるというわけではなく、純粋に記憶。
　触れることも可能、壊れてしまってもすぐに戻る。　
　

例外と条件

例外
・ｎ次元の創造主と、彼が許可したモノ。
　だが、許可が下りることは滅多にない。
許可を求めるものも、滅多にいない。
条件
・思い出されること。

ｎ次元の創造主と主要な住人

・創造主　「フェイト」
　住人には、「主」「ｎ次元」「王」などと呼ばれている。
　世界が彼であり、また彼が世界でもある。
　何か大切なモノを探しているが、ソレが何なのか忘れてしまったため、ｎ次元を作った。
　いつか探し出すために。
　忘れられてしまったモノの過去を見ることが出来る。ついでに加工も出来る。
　三千世界の「フェイト」という名の記憶の集合体。
故に、不安定。故に、安定。
「貴方の忘れ物はなんですか？」

・案内人「双子」
　たまに、忘れられていなくても来てしまうモノもいる。
　彼らはそのモノ達の案内人。
　お互いを、「兄」、「弟」と呼び合っている。
　人の形をしているが、人だったのか分からない。
　双子だったのかも、わからない。
「いっておいで」「いつか帰るために」

・女王「ドール」
　その名の通り、人形。少し古ぼけて、ドレスも綻んだ、でも美しい人形。
　玩具だったモノ達を従え、君臨する女王。
　表情は変わるが、瞬きはしない。涙も出ない。
　彼女自身、もしかしたら昔に人形を忘れてしまったのかもしれない。
　忘れられた人形なのかもしれない。
「ワタクシは、変わらないのです。変われないのです」

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